また彼には驚かされました!
箱根駅伝、母校以外にも楽しみがまた増えました・・・!!
とにかく、大活躍を祈っています!!!
30歳で初の箱根駅伝へ 元体育教師の駿河台大・今井隆生が「魂の走り」を貫く
https://4years.asahi.com/article/13531284?fbclid=IwAR0yt1hpVV6M-AwwJXr6hm3irfpobOD0bHQP2wWi6FI08jN5bCidJCs9AQk懇意にして頂いていた高校駅伝部の監督からの紹介で、高校時代の彼を診させていただいていました。
いまどき珍しい、すごい武者修行精神の持ち主、という印象でした。
公立高の有力長距離選手ながら、強豪私立校の練習にしょっちゅう乗り込んできて、他校の監督であれ指導を受けるところは、今時の子にはなかなかいないと思っていました。
膝の故障でなかなか走れず、代替トレーニングとしてトライアスロン的なクロストレーニングを勧めました。
スキマ時間で一緒にプールに行ったり、エアロバイクを踏ませるうちに、
「矢野さん、アクアスロン(トライアスロンの自転車抜き版)に一緒に出ましょうよ!」
と言い出し、小さな大会に一緒に出ました。
ほぼ競泳初心者のような彼、その時は途中から平泳ぎしだし・・・
思わず苦笑してしまいました・・・(^^)
日体大に進学しトライアスロン部に入部してからは、ほとんど治療することもなくなりましたが、あっという間に私のタイムもぶち抜かれ・・・
さらには、トライアスロンの超名門実業団チームでも武者修行しだし、とうとうトライアスロン日本選手権の出場もつかんでいました。
さすがにこの時は本当に驚きましたが、さらに連続でつかみ・・・!
それでも、バイクパートで足切りされたりしたことを本当に悔しがっていたことを覚えています。
競泳初心者がそこまで行っただけでも、十分に凄すぎると思うのですが・・・
教職、指導者のかたわら陸上長距離に復帰、パリマラソンの出場枠をつかんだことも驚きましたが、今回、学生に戻って箱根を目指すというのは、今までで最高の驚きです。
メディア等に出る選手を診たことはあまりありませんでしたが、彼のような選手を含めて、いまなお色々な刺激を頂けています。
自宅から歩いて出られなかった方が、「あそこの公園まで歩けましたよ!」というのも、その方にとっての自己新記録、本当に嬉しい事のひとつですが、彼のような元無名の選手の大活躍も、すごく嬉しい事のひとつです。